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今日は天草に、親父とふたり。今年初めて一緒に瀬へ上がる日がやってきた。
だいぶ体力も毛髪も衰えてきた親父なので、今回はポーター兼運転手として同行。一緒に行く方が、母も安心するらしい。
大江漁港、夜明け前のひととき
3時くらいに大江漁港へ到着し、港でアジングをしてみるも撃沈。そうこうしているうちに、荒川船長が到着した。
この日はお客さんが青物狙いも含めて10組ほど。今日の当番瀬はCで、大ヶ瀬まわりになる。個人的には北の瀬にぜひ行きたいところ。天草では、当番瀬が船内で被った場合、じゃんけんで決めるのが恒例だ。
親父に「北の瀬希望」と伝え、道具の準備をしていると――
「あがんなはってよかですよ〜」
見事に、譲ってしまった。ちょくちょく通っているだけに、つい譲ってしまう親父。なんていいやつなんだ。
まあ、正直どこに上がっても楽しめる問題ナッシング親子ではあるのだけど。そういえば、もうここ数年じゃんけんをした記憶がない。
1便は青物狙いの方々で沖磯へ。自分たちは2便で地回りに向かった。
久々の磯、乗ったのはビシャゴ瀬
2週間ぶりの磯は、やっぱりいい。
上がったのはビシャゴ瀬。かぶりとハナレからなる、天草では中規模の群礁だ。基本的に天草の磯は2人で乗る場所が多く、3人で乗れる場所は限られている。
夜明け前、コーヒーを飲みながら磯の話を語り合う。結構いろんな磯に上がってきたつもりでも、まだまだ知らない磯を親父に教えてもらう。
親子の会話に困っている人がいたら、ぜひ一緒に磯へ行くことをおすすめしたい。
朝マズメ、木っ端の襲来
そうこうしているうちに夜が明け、準備を始める。
自分は基本的に撒き餌をあまり撒かない派(半角とパン粉、集魚剤1/3くらい)で、少し離れたポイントを釣ることが多い。仕掛けも2ヒロくらいで浮かせて釣りたい方だ。天草は浅いので、これでいいと思っている。
ビシャゴは裏に山があるおかげで、朝マズメが8時くらいまで続くイメージがある。撒き餌をぽしょぽしょと撃ちながら観察していると、ぽつりぽつりと魚が姿を見せ始めた。
さあ、投入。
しかし、なかなか中型サイズまで着け餌が届かず、木っ端グレの襲来に阻まれる。
「おまえじゃなーい! とーちゃんつれてこーい!」
そう言いながら遊んでもらいつつ、足の裏から両手サイズくらいを、ぼちぼちキャッチしていった。
うーん、サイズが小さい。
うーんサイズが小さい・・・・
強風と当て潮、そして正体不明の一撃
サイズは徐々に上がってきたものの、風が強く(16mほどあっただろうか)、当て潮も重なってなかなか苦戦する展開に。瀬際にはいつもの黄色いの(ベラ)と青いの(ソラスズメダイ)がたくさん。
昼過ぎ、親父の竿に「ぎゅーんブチッ」という強烈な一撃が現れたが、その1回きりで、あとはバリ、バリ。
沖に流れれば沖の沈み瀬から魚が出てくる磯だと言われているが、まだまだ経験不足を感じる。
あまり沈めない釣り方をしているのだけど、この日は試しに00号に変えて、竿1本分ほどの棚で待っていると――突然の出会いがあった。
竿を立てた瞬間、水面まで叩きつけられる、正体不明の魚。
高切れしてしまい正体は分からずじまいだったが、もしかしたらカンダイだったのかもしれない。やっぱり天草のポテンシャルは恐ろしい、入れ込みすぎると痛い目を見る。
あー、大好きなグラビティさん、さようなら……。
夕マズメは不発、それでも来週また
その後はあまり振るわず、夕マズメは珍しく不発のまま釣行を終えた。夕焼けは、きれいだった。
また来週来るけどね。


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